地 鎮 祭

ここからは、実際に家づくりが始動して、そこに付随するお施主様のいろいろな行事について
説明していこうと思います。

最初は、工事が始まる前にその土地の安全などを祈願する地鎮祭です。

せっかくですので昔からの慣習を含め詳しく書かせていただきたいと思います。

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◆『地鎮祭』とは◆

まず「地鎮祭」とは、お家を建てる際に、神様に工事の無事や安全と建物や家の繁栄を祈る儀式のことです。

ちなみに「とこしづめのまつり」と読むこともあります。

簡単に言えば、土地にお供え物をし、祝詞をあげ、お払いをして浄め、お施主様が初めて
その土地にクワやスキを入れます。

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≪地鎮祭の日取り≫

地鎮祭は、慣例的には地鎮祭の吉日とされる大安、先勝、友引のいずれかの日の、
午前中に行います。

神社への予約、飾り付け等の手配や準備は施工会社に依頼するのが一般的です。

(もともとはその土地の氏神様を祀っている神社が地鎮祭をしていましたが、
近年では最も近い場所にある神社に依頼することが多いです。)

出席者は多くの場合、お施主様、ご親戚、施工会社、工事関係者、神職です。


≪地鎮祭の主な流れ≫ ※昔ながらの、です!

地鎮祭はお清めから始まり、本来は全部で80分~100分くらいで、以下のような流れで執り行います。

1. 修跋の儀 (しゅうばつのぎ、しゅばつのぎ)...まずは祭壇、土地、参列者をお浄めします。
     ↓
2. 降神の儀 (こうしんのぎ)...神様をお迎えします。
     ↓
3. 献饌 (けんせん)...神様にお供え物を差し上げます。
     ↓
4. 祝詞奏上(のりとそうじょう)...神様に祈りの詞をささげます。
     ↓
5. 切麻散米(きりぬささんまい)...神職が工事を行う土地を清めます。
     ↓
6. 地鎮の儀 (じちんのぎ)...その土地で初めて草を刈る「刈初(かりぞめ)」、
               初めて土をおこす「穿初(うがちぞめ)」、
               初めて土をならず「土均(つちならし)」と行い、
               最後に神職が鎮め物を納めます。
     ↓
7. 玉串奉奠 (たまぐしほうてん)...玉串:榊(さかき)などの常緑樹の小枝に、
                  紙のヌサ(幣)と言われるもの、または木綿(ユウ) >
                  と言われるものをつけ、神前に供える。
※玉串奉奠(たまぐしほうてん)とは神前に玉串を捧げること、謹んで供えることを言います。
     ↓
8. 撤饌 (てっせん)...お供え物をお下げします。
     ↓
9. 昇神の儀 (しょうじんのぎ)...神様にお帰りいただきます。
     ↓
10. 閉式の辞(へいしきのじ)...地鎮祭の終了を告げます。
     ↓
11. 神酒拝戴 (しんしゅはいたい)...用意した湯のみまたは神コップを参列者に手渡し、
                  祭壇にあがっていたお神酒を注ぎます。
                  お神酒が、参列者に行き渡ったら、全員で戴きます。
     ↓
12. その他 ...地鎮祭で神職が納めた「鎮め物」は、一旦、施工業者に預かってもらい、
 適当な時期に地中に納めてもらいます。
  ※お供えしていた塩、酒、米、お神酒は土地の四方の方角の土の上に撒きます。

≪地鎮祭にかかる費用・お金・相場≫

ここが一番気になるところだと思います!!

☆神職に支払う費用:

・初穂料、または玉串料など・・・謝礼の表書きを「御初穂料」

     ※「御神饌料」「御玉串料」と書くことから、地鎮祭の謝礼の事を初穂料と言います。
       (2~5万円くらいが目安)


・お車代・・・神職が自分の車などで来られる場合、白封筒に「お車代」として、
       5千円~1万円くらいを包んだものをお渡しします。


☆施工業者に支払う費用:

・祭壇その他準備費用・・・祭壇その他の準備は施工業者に一任することが多く、1万円~5万円くらいが目安です。
     ※テントなどを設営してもらうと更に金額が上がりますが、一式を神社で借りる方が安あがりな場合もあります。

☆ご自身で用意するものの費用:

・お供え物関係の費用・・・米や塩などのお供え物やお神酒、湯呑みまたは紙コップなどを用意するのにかかる実費です。

・ご祝儀・・・棟梁、大工、職人、現場監督、作業員などにご祝儀を渡します。
※必須ではありません


≪地鎮祭の服装≫

神様をお迎えする儀式なので、ネクタイ着用が基本ですが、個人宅の場合にはそこまで
こだわりませんので、事前に住宅会社と相談すると良いでしょう。




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たしかに昔は地鎮祭といえば、80~100分の時間と、10~20万円程度のお金をかけ、親戚中を呼んで行うようなものでした。

しかし最近では35,000円前後の費用が一般的で30~40分程度の時間で、以前よりもずっと気軽に
行えるようになっているケースがほとんどです。

面倒な段取りも、多くの場合住宅会社が行ってくれます!


お施主様がやるべきことといえば、


① 神社に支払う祈祷料(初穂料)等を封筒で用意する。
② ご親族に連絡をとって日程を調整する。

この二つくらいと言っていいでしょう。

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家づくりのセレモニーに関しては、近年は工期との兼ね合いやお施主様のご希望もあり、
行うもの・行わないものがございますが、私どもは家づくりを生涯で最も大きなイベントの1つだと
考えていますので、地鎮祭を行うことはご家族にとっても良い記念になるでしょう。

当社では、できるだけ多くの方がお気軽にセレモニーを行っていただけるよう、
ご相談させていただいております。


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